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迷ったら本を読む。

読書記録*図説 日本妖怪大全 (水木しげる 著)

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昔から妖怪とかそういう類が好きで

もちろん、ゲゲゲの鬼太郎も大好きで見ていた。

 

大人になってから

ちょっとした好奇心で

妖怪検定を受けてみようかと思って

購入した本。

 

教科書の一冊として指定されていた。


 

 

その後、試験地が遠すぎたり色々で

検定は心折れてしまったけれども。

 

 

内容はというと、

日本全国の妖怪425種類が

解説されている。

 

1ページに1-2種類だから

およそ470ページにも及ぶ。

けっこう分厚い。

 

これを覚えて...と、

試験のことを思ったら

しっかり勉強しないと受からないかも。

 

 

ちなみに最近コロナで

"アマビエ"が流行っているけれど、

 

アマビエはどちらかというと

妖怪より神に近い感じかもと

解説されている。

 

予言をする同類には

「くだん」という妖怪もいるよう。

くだんは、牛から生まれると、すぐ何かを予言し、必ずそのとおりになるとか。

 

アマビエは熊本で発見されていて

くだんも九州・四国にいるという。

 

本当にいるのであれば

豪雨災害も予言してくれたら...なんて

欲深い人間だな。わたしは。

 

 

解説の所々に、

水木しげるさんの経験談

加わってたりするのだけど

物事への考え方、捉え方がとても魅力的。

 

何か不思議なことは

すべて妖怪の類であると。

 

常にそんな風に思って生きていたら

辛くても笑って乗り越えていけそう。

 

妖怪って

説明のつかない物事を

そうやって笑い飛ばすための

昔の人の知恵なのかな。

 

 

そういえば先日、

誰もいないはずの廊下で

電気が突然付いた。

 

見に行ったけど、

電気は消えたし

もちろん誰も何もいなかった。

 

 

これも妖怪の仕業かな。。。

 

 

おわり