読書記録*鉄道員(浅田次郎著)
今日は全冊制覇目標の
浅田次郎さん作品から。
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この一冊は短編集で
映画化された”鉄道員”は最初の短編。
そのほかに
”ラブ・レター”
”悪魔”
”角筈にて”
”伽羅”
”うらぼんえ”
”ろくでなしのサンタ”
以上の短編が入っている。
このブログを書くために
改めて何年かぶりに読み返していたら
ボロボロ泣いてしまって
今泣きつかれた状態でキーボードをぱちぱち・・・
最後の解説:北上次郎さんによれば
この短編の内、読む人の価値観・環境・立場によって感じ入る作品が違うという。
鉄道員派
ラブ・レター派(女性に多いとかとか)
角筈にて派(中年男性は涙なしに読めないとかとか)
うらぼんえ派
わたしとしては・・・
答えとして何の面白みもないけれど、すべて泣ける。
どれが好きとかではなくて
どれも切なくて
どれも大人。
大人になる手前の人、
大人真っ最中の人、
すっかり大人な人へ
直木賞だからとかではなく
読む前と読んだ後で、ちょっと見える世界が変わるかもしれないな
なんて思っている。
なんだか人間らしくなれる気がした。
おしまい。
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