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迷ったら本を読む。

読書日記*お金のしくみ見るだけノート

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ゼロからはじめる!

お金のしくみ

見るだけノート

 

伊藤亮太 監修

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今日は自己啓発本から一冊。

オットからお金について学ぼう、との勧めがあり

正直...なんとなーく購入した。

 

...のだけれど!

 

読んでみたら

なんとまぁわかりやすい。

イラスト(図解)いっぱいで読みやすい。

 

まさにお金の教科書。

 

知っているようで知らない

暮らしに関わるお金の用語やしくみを

簡単に説明してくれて

おさらいができた気がする。

(社会保険から株や投資信託関連まで幅広く)

 

 

ただわたし的には

あくまでも教科書という位置づけだから

用語を理解したけど、さぁどうやって使うの?

という具体的なところは

別の専門書が必要だと思った。

 

 

導入本として、

とくに若い世代の方々におすすめ。

 

生きてるだけでお金がかかる、と

絶望する前に学ぼう。

なんて。

 

 

おしまい。

 

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読書日記*武田三代

武田三代 (新田次郎 著)

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今日は先日読んだ"武田信玄"から続き、、、

というべきじゃないかも。

"武田信玄"よりも先に書かれた短編がほとんどとのこと。

けれど、読み手としては

"武田信玄"全4巻を先に読んだ方がつながると思う。

 

この本は、武田信虎武田信玄武田勝頼

三代の滅亡を書いた短編が7つ。

 

 ”武田信玄”よりもフィクション感が強く、物語として夢中になった。

滅亡の話だから明るくはないのだけれど、暗くもないというのが不思議。

 

とくに

1つ目の「信虎の最期」

81才とは思えない信玄の父・信虎の勢いが凄まじく、

読んでいるこちらまで気圧されそうになる。

 

 最後の「黒川金山秘史」

武田の隠し金というのは、テレビかなにかで聞いたことはあった。

武田は黒川金山を持っていて金の採掘を行っていたが

武田家と共に、金山も滅亡を迎えた際

金山の秘密・軍用金を隠したという伝説らしい。

 

未だに発見されてはいないようだけれど

当時の黒川金山自体は今は崩れて草に覆われ、

東京都の水源林に指定されているため採掘も禁止されているとか。

 

真相はわからないけれど

永遠に謎のまま、というのが

わたしは魅力的だと思った。

 

おしまい。

 

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読書日記*冒険に出よう

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今日は自己啓発本から一冊。

ノマドワーカーとして有名な

安藤美冬さんの著書。

 

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冒険に出よう [ 美冬, 安藤 ]
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実はこの本は

わたしのメンターだと思っている方から

会社退職時に貰ったもの。

 

上司でも同僚でもない

遠くの部署にいることだけは分かる、

そのおじさん(失礼)とは

サラリーマン時代、お昼休みに

会社の食堂で前後に並んでいたことがキッカケで

出会った。

 

わたしはもともと警戒心が強く

あまり人を好まない。

 

話しかけられて警戒心ビリビリだったことは

その当時、おじさんもわかっていたらしい。

 

そこから少しずつ休憩時間に

たまたま遭遇することが何度かあって

話していくうちに、

いろいろな考え方を教えてもらったと思う。

 

まず結婚について

幸せだと教えてくれたのは

そのおじさんだけだった。

 

話すたびに

前向きな言葉をくれた。

幸せになりなさい、と。

 

ずっと助言をくれて

それに対して何かを返すのではなく

他の誰かにペイフォワードしなさいと。

 

感謝の気持ちでいっぱい。

 

***

 

さてさてっと、

 

この本は

安藤さんが

ノマドワーカーとして

働いていくまでの経緯や方法が

分かりやすい言葉で簡潔に書かれていると思う。

 

"無名の個人"がチャンスを掴むために、

実際どのように実践されてきたのか

とてもエネルギッシュな安藤さんの人となりが

本から伝わってきた。

 

セルフブランディングが苦手なわたしでも

読んでいくうちに

この本を読めばうまく自分を発信できるヒントが見つかるかも...

と思える。

 

コロナで一気に在宅ワークが広がり

ワーケーションという言葉も表に出てきた今日、

さまざな働き方ができる、

という経験を読めることはとても大きいかなと。

参考になる。

 

 

本当にやりたいことなんて分からないし

おそらく簡単には見つからないけど

 

迷った時はとりあえず、

自分が楽しいと思える事をやるのが一番なのかも。

 

答えは自分にしか出せないもんね。。。

なんてね。

 

 

おしまい。

 

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読書日記*キラリキラリ

読書と書いたけど、

今日は小説ではなく写真集を。

 

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いろいろ血迷っていた頃に(今も変わらないか笑)

たまたまネットで見つけてポチっとした、

かくたみほさんの写真集。

 

表紙とタイトルでピンときた。

ネットで買う時はいつも賭け。

手にとってみないと、本はわからないから。

 

 

届いたのは正方形の本。

 

表紙にはたくさんの気球。

本の帯がまた良くて、

タイトルと作者しか書いてない。

表紙デザインの一部になってる。

 

ページをめくると、

世界各地の一瞬がそこにあって

とっても綺麗。

光ってる。

 

雨で暗い日も、

この写真集の中だけは明るい。

 

見ている間は

どんなに荒んでても

明るくて優しくて平和だと思える不思議。

 

 

読み終わった頃には

変な力がぬけて

眉毛も下がって

なんとなく心地よい。

 

いつも心穏やかにさせてくれて

どうもありがとう。

 

 

おしまい。

 

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読書記録*週末のフール(伊坂幸太郎著)

今日は伊坂幸太郎さんの一冊。

 

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8年後に小惑星が衝突し、

地球の滅亡が決まってから5年。

 

滅亡まで残り3年となった、

ある団地の住民たちのお話。

 

終わりを前にした人間にとっての幸福とは?

と問いかけられる物語。

 

物語が始まる前の冒頭に

こう書いてある。

 

"Today is the first day of the rest of your life."

---by Charles Dederich.

 

今日という日は残された日々の最初の一日。

 

という文だけど

この本を読み終えてから

改めてみると、深いなと思う。

 

 

物語は短編風で8つ。

 

全てのタイトルに"ー"がついていて

例えば、フール、とかポールとか。

面白い。

 

 

映画のような設定のフィクションであるのに、

この本に登場する人たちは

ものすごく現実的に存在している気がする。

不思議な気持ち。

 

あと3年しか生きられないと分かった時

わたしはどうするんだろう。

 

自暴自棄になるのか

暴れるのか

今と同じ生活を続けるのか、

それとも、家の屋上に櫓を立てて

地球滅亡の瞬間を見ようと計画するのか。

 

 

今は分からないけど

 

生きている今、何を大切にするか...

ちゃんとしたいなと思った。

 

 

 

今日この瞬間も、残された時間。

 

 

おしまい。

 

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読書記録*鉄道員(浅田次郎著)

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今日は全冊制覇目標の

浅田次郎さん作品から。

 

第117回直木賞受賞「鉄道員


 

 

この一冊は短編集で

映画化された”鉄道員”は最初の短編。

 

そのほかに

”ラブ・レター”

”悪魔”

角筈にて”

”伽羅”

”うらぼんえ”

”ろくでなしのサンタ”

オリヲン座からの招待状

 

以上の短編が入っている。

 

 

このブログを書くために

改めて何年かぶりに読み返していたら

ボロボロ泣いてしまって

今泣きつかれた状態でキーボードをぱちぱち・・・

 

最後の解説:北上次郎さんによれば

この短編の内、読む人の価値観・環境・立場によって感じ入る作品が違うという。

 

鉄道員

ラブ・レター派(女性に多いとかとか)

角筈にて派(中年男性は涙なしに読めないとかとか)

うらぼんえ派

 

わたしとしては・・・

答えとして何の面白みもないけれど、すべて泣ける。

 

どれが好きとかではなくて

どれも切なくて

どれも大人。

 

大人になる手前の人、

大人真っ最中の人、

すっかり大人な人へ

 

直木賞だからとかではなく

読む前と読んだ後で、ちょっと見える世界が変わるかもしれないな

なんて思っている。

 

 

なんだか人間らしくなれる気がした。

 

おしまい。

 


 

 

読書記録*いっしょにスーパー(けらえいこ作)

 

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今日は本ではなく漫画から一冊。

 

 

けらえいこさんといえば

"あたしんち"で有名。

テレビでもだいぶ前に放送していたから

見たことある方もいるかも。

 

この漫画は

あたしんち、よりも

著者のエッセイに近い。

 

結婚してから3年経った夫婦の有様を

セキララに描いてある。

 

 

この漫画に出会ったきっかけがなんなのか

むかしむかしすぎて分からないけど

たしか古本屋で購入した気がする。

 

結婚した今、久しぶりに読んでみると

共感の嵐だった。

 

短編の漫画だから

なんとなくパッと開いたページを

ニヤニヤしながら読み返してる。

 

タイトルの

"いっしょにスーパー"

オットと一緒にスーパーで買い物をするという

何気ない日常が幸せだ、ということかな。

 

ツマとオット両方の目線で描かれる日常が

ユーモアたっぷり。

いつ読んでも楽しい。

 

我が家も新婚早々コロナで狭い部屋に缶詰状態が続いていて

時々ありがたみが薄れてしまったり

ストレスがたまったり

 

いつでも

こんな風に仲良し夫婦でいられるよう

努力しなきゃなーと思う今日この頃。 

 

もう何年も読んでいなかったのに

タイミングよく本棚から出てくるって

すごいな。

 

読みたまえ、ということなんだろう。

小さな幸せを大切に。

 

 

おしまい。